殻を破れないエンジニアの雑記

エンジニアの卵。ずっと卵。

一番良いIPをくれ

こんばんは。卵エンジニアのくろのです。

Twitter覗き込んでると今日から仕事初めの方が非常に多いですね。
僕も初稼働日は低くハードルを設定して
自己肯定力を強めるようにつぶやいた気がします。

電車に乗ったら100%達成。
オフィスについたら120%達成。
僕すごい。的な。

初日限定ログインボーナス的な感じで
ランチをちょっと豪華にしてみるのも良いですね。
本日のランチはコンビニのサンドイッチでしたが。

さてさて表題について触れていこうと思います。

これは昔々僕が保守やら構築をバリバリやっていた時の話です。
とあるシステムを構築する際に必ず出てくるのがIPとホスト名の決定。
幸いこの現場ネットワークTmにて一元管理している運用をとっておりましたので、払い出しのお願いをしてそれを設定してました。

この時の構築は開発環境用に2台、本番環境用に4台と言った小さな構成でした。
いつものようにVMWare上にあるテンプレートから払い出して、パラメーターシート通りに設定を行いました。

依頼元の社内SE殿に構築完了の連絡をした後、僕ら構築Tmに悲劇が起きました。

社内SE殿「一番良いIPをくれ このIPアドレスだと管理しづらい。」

よくよく話を伺ってみると、IPアドレスの第4オクテットの数字と、ホスト名で使用している通し番号を合わせてほしいという事。
この現場でのホスト名は以下の命名規則によってなされておりました。

XXXXAAAA
- XXXX部 ロケーションID。4文字のアルファベットが入る。
- AAAA部 通し番号。4文字の数字が入る。

当時使用した通し番号は確か350~355でした。
よってこの社内SE殿の依頼は "192.168.0.350-355/24"というIPにしろって事です。

(;・∀・)マジカ・・・

この連絡を受けた時に、くろのTmは全員が上記のような顔をしました。
この場は本人のプライドを傷つけないよう心がけました。面倒くさそうだし

IPアドレスの仕様として2~254のみ使用可能です。
その為ご希望に沿うことが出来かねます。
という具合に返信しました。

この辺の話は今でこそ笑い話にしていますが、現場にいた当時は色々考えさせられました。
円滑なコミュニケーションの第一歩として、相手の力量を見極める事を命題として今も時々考えています。
そういう意味では「一番良いIPをくれ」的な遠回しな白旗は僕的に大いにありだと思っています。

ホントダヨ( ゚Д゚)