殻を破れないエンジニアの雑記

エンジニアの卵。ずっと卵。

ありがたや

おはようございます。くろのです。

この時間に書くのは初めてで、眠気を無理やり押さえつけながら書いている為、文章に不適切なところがあったらご容赦ください。
え?別に眠気が無くとも常日頃から不適切なんじゃないかって?

・・・。

気を取り直して本題に入りましょう。 


昨日、現場に残るための唯一の選択肢を放棄しました。

というのも現場の元請けからの要望で、あるルートを使って引き続き現場に残ってほしいという打診が年末にありました。
そして、その決断を今日(1/11)までにして欲しいとのことでした。 

とてもとてもありがたい申し出で、会社として撤退を余儀なくされていた僕にとっては評価された!と、喜ぶべきところなのでしょう。
実際転職活動なんかしていなければその申し出を受けていたと思います。

しかし僕の中での優先順位は、撤退と申し出の間の1週間で大きくその様相を変えたのでした。
たった1週間ですが、その間で決して揺るがない1本の筋が僕の中では生まれました。

社会人不適格者である僕が社会人について口にするのはおこがましい話ではあるのですが、ここは敢えてお話をさせて頂きます。
充実したビジネスパーソンとして生きていく要素として、以下のものが挙げられるのではないかと気づきました。

  • 何が何でも今後やりたい事
  • 人間関係
  • 給与や待遇

何を当たり前なことを…と、思われるかもしれませんが、これまで自分の周りでは特にやりたい事を語れない人が驚くほど多かったように思えます。

僕も恥ずかしながら、ここ最近までは自分探しと称してこれを探しており、様々な経験を経てやりたい事を見つけるんだと言ってました。
しかし結果それを見つけるまでに10年もかかってしまいました。
そしてそれは決して様々な経験を経て湧き出た感情ではありませんでした。

少し話は脱線してしまいますが、皆さんは誰かに「憧れ」た事は無いでしょうか。
こうなりたい!
こうありたい!
こうなれたらいいな!
何でもいいです。目の前の存在になりたい、少しでも近づけたらいいな。等です。

たった1週間でしたが、見ちゃったんです。苦しくとも楽しそうに、そして人の役に立てるカッコいい「社会人」達を。
僕のやりたい事探しの旅はこの「憧れ」をもって終点へと導かれました。

では一本筋が入ったところで現場の提案を引っ張った理由は何か。
これは単純な話で、失礼ながらリスクヘッジ以外の何物でもありません。

現在も転職活動中で、1社に絞って注力しています。
そして今はまだ書類選考に通過しただけの状態です。

この状態で保険を捨てることに多少の不安はありましたが、別のリスクヘッジを描くことでこの不安をかき消すことが出来ました。

現場を今月一杯で撤退すること。
会社も同タイミングで辞めること。

この辺りを仲の良い数名に話したところ、ありがたい事に様々な引き合いを頂きました。
それが自分の会社だったり、知り合いの会社だったり。
社名を聞くとCMで聞いたような大きなところもありました。

その申し出は一旦胸に秘めておきつつ、今は一次志望の会社に全力を傾けたいと思います。